クライアントへのプレゼンの場で、パワーポイント(PowerPoint)の使用を避けるエージェンシーが増えているという。 少なくとも、100人の従業員を抱えるニューヨークのエージェンシー、ワーク・アンド・コー(Work & Co.)において、それは事実だ。同エージェンシーは最近、パワーポイントなどのソフト、およびプレゼン資料(通称「デッキ」といわれている)の使用を禁止した。創設者のジーン・リーベル氏は、「あれは最悪だ」と語っている。 ワーク・アンド・コーでデッキを使ったプレゼンを禁止する必要があったのは、プレゼンを取り仕切る者が、その場を支配するのを防ぐためだ。リーベル氏は「すべてをコントロールしたがる公判中の弁護士のようなものだ」と「デッキ」の使用を嫌っている。つまり、パワーポイントは交渉の場に最適ではないということだ。 クライアントにとって負の遺産 クライアントとエージェンシーは以前から
![広告代理店の「パワポ離れ」が進んでいる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3f9350d5d6b3dc45013421064cb9a31d9534a0bf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F2%2F6%2F1200w%2Fimg_262398d190680e485f4326c3cf354731211293.jpg)