英エコノミスト誌が、テロ容疑者を収容する米グアンタナモ基地について取り上げた。 記事は、人権を無視する行為が行われている可能性を懸念し、同収容所を閉鎖するよう強い調子で訴える。 だが、実現にはかなりの時間がかかると予想される。 かねて、オバマ大統領も、同収容所の閉鎖を主張していた。しかし、議会の反対に遭い、頓挫した経緯がある。 ボストンマラソンを舞台とする事件が発生し、テロの危機が再びクローズアップされている。 キューバにある米海軍グアンタナモ基地の担当者は、同基地内の収容所内で行われている「経管栄養」の処置について、被収容者は選ぶ権利があると言う。彼らは自分で食べることもできる。これを拒む場合に、鼻からチューブを挿入され、喉から胃まで通して流動食を与えられる。この処置は、従順な患者ですら、嘔吐したり出血したりすることがあるもの。ましてや、本人の意思に反して行われる場合にはかなりひ