20世紀から21世紀にかけて世界の質をどう変えていくべきかが問われているいま、 二期倶楽部は少ないもので暮らすことのゆたかさを称えるため、 ヘンリー・ソローが『ウォールデン』で著したように 「森の生活と、三つの椅子を用意しました。」と語りかけました。 時代はLUXEに傾斜しはじめていましたが、 その流れに敢えて逆らうようなマニフェストです。 ソローがいう三つの椅子さえあれば、他は何もいらない。 私たちはいまこそ、ソローの「簡素な生活」やエミリー・ディキンスンの「小さい手をいっぱいに広げて / 天国をつかむ」のような生き方が求められているように思えてなりません。 そうしたとき、 私たちがしなければならないことは、それほど多くのことではありません。 At a time when the quality of the world from the 20th to the 21st century