※注意〇ネタバレ全開です 〇「こんな素晴らしい作品にケチをつけるのは許せない!」という方は、 このブログをお読みにならないことをお勧めします。 ●こうの史代氏と小林よしのりの親和性 10年以上前に、こうの史代氏の『夕凪の街 桜の国』を知人の勧めで読んだことがある。 淡々とした語り口で〈戦後の被爆者〉の、ささやかな幸せや苦悩を描いた、胸に沁み入る作品であった。 そのこうの氏が、小林よしのりの雑誌『わしズム』にマンガを発表していたと知ったときは、少なからぬショックを受けた。 あんな、弱者に寄り添う優しい作品を描かれた方がなぜ?、と驚いたのだ。 やむを得ず、いったん横道に逸れる。 小林よしのりが『ゴーマニズム宣言』で大ブレイクした頃から、20年近くを経ており、彼がどういう男か、今ではよく知らない方も多いのではないかと思うからだ。 (いちいち言われなくても知ってるよ、という方は、以下の部分読み飛ば
![2017年3月18日 : 工場裏の秘密基地](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da78a05937633f7a2b4b2219826151c370cd607b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fparts.blog.livedoor.jp%2Fimg%2Fusr%2Fcmn%2Fogp_image%2Flivedoor.png)