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民俗学に関するamamakoのブックマーク (6)

  • 半径数メートルから問いを発する「わたしたちのための民俗学」―『生きづらさの民俗学』書評―  塚原伸治|じんぶん堂

    記事:明石書店 『生きづらさの民俗学—日常の中の差別・排除を捉える』(及川祥平・川松あかり・辻侑生編著、明石書店) 書籍情報はこちら みんながそれぞれに生きづらい世の中に向きあって、自分たちのこととして考えてみましょう。 ややもすると説教くさくなってしまいそうな呼びかけなのだが、このでは不思議とあまりそんなふうに感じなかった。『生きづらさの民俗学』の魅力を誰かに伝えるときに、何よりもまずこのように紹介するだろう。なぜならば、このことは私が語りたい民俗学の魅力や可能性、そして厄介さとつながっているような気がするからだ。 「日常」の民俗学 民俗学はこの20~30年くらいで大きな変化を経験した。まだ世間のイメージとの間にずれはあるかもしれないが、少なくとも2000年代以降に民俗学に触れた我々世代の学徒にとっては、「ローカルな伝統文化の研究をするのが民俗学」という自己規定はすでにだいぶ相対化さ

    半径数メートルから問いを発する「わたしたちのための民俗学」―『生きづらさの民俗学』書評―  塚原伸治|じんぶん堂
    amamako
    amamako 2023/12/22
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  • 文春オンライン「「民俗学といえば妖怪、夜這いでしょ?」民俗学者が悩む“風評被害”」に対する意見 妖怪仝友会 ヨウカイドウユウカイ

    文春オンライン 「「民俗学といえば妖怪、夜這いでしょ?」民俗学者が悩む“風評被害”」 に対する室温の高き意見書 2020.02.01 氷厘亭氷泉 室井康成「「民俗学といえば妖怪、夜這いでしょ?」民俗学者が悩む“風評被害”」(『文春オンライン』、2020.01.17)について、記述しておくべき点をいくつか載せておくことにしました。 文春オンラインが掲載をした室井康成さんによる記事の内容については、題であるはずの「Twitterでの炎上について」の考察では無く、それを土台に用いたダケの全く別の内容だった点について、記事中に出て来た「妖怪研究者」当人である廣田龍平さんが「文春オンラインの「「民俗学といえば妖怪、夜這いでしょ?」民俗学者が悩む“風評被害” 」という記事について」(『妖怪と、人類学的な雑記』、2020.01.20)という記事として公開してるので、文春記事がそもそもどんな意味・立ち位

  • 文春オンラインの「「民俗学といえば妖怪、夜這いでしょ?」民俗学者が悩む“風評被害” 」という記事について - 妖怪と、人類学的な雑記

    1.問題の要点 2.それは炎上だったのか? 3.ツイッター民俗への誤解 4.「風評被害」は強い言い方でしょう? 5.炎上理由――民俗を愛好する輩からの反発だ! 6.妖怪研究者とマニアが結託している? 7.発狂倶楽部という親密圏 8.妖怪研究者はマニアと線引きできていない? 9.歴史マニアに問題はある、それでは妖怪マニアには? 10.「親密圏」からの攻撃? 11.役に立つことへの強迫 12.まとめ――文春オンラインの記事はなんだったのか 先日、文春オンラインにて以下の記事が公開された。筆者は在野の民俗学者・室井康成氏である。 bunshun.jp 短い記事だが念のため要約する。 昨年12月、室井氏が「民俗学を代表するイメージとして妖怪と夜這いがあるのは風評被害である」とツイート(以下Tw)したところ、妖怪研究者および妖怪マニアから総攻撃を受け、炎上した。なぜ炎上したのか。室井氏は、自身の書き

    文春オンラインの「「民俗学といえば妖怪、夜這いでしょ?」民俗学者が悩む“風評被害” 」という記事について - 妖怪と、人類学的な雑記
  • 「民俗学といえば妖怪、夜這いでしょ?」民俗学者が悩む“風評被害” | 文春オンライン

    昨年の春、私は新著刊行を機に、販売促進のため遅ればせながらTwitterを開設した。ユーザー歴は1年ほどである。そのため使用方法や、SNS空間特有の作法を十分にわきまえておらず、いつか「炎上」を引き起こしてしまうのではないかと内心怯えながら、日々の徒然を呟きはじめたのである。 そして暮れも押し迫った2019年12月17日、ついにその日が訪れてしまった。事の発端は、以下の私のツイートである。 “以前担当した「民俗学」の講義で、受講生から「いつになったら妖怪が出て来るんですか?」と言われて絶句しました。「シラバス読んだでしょ?」と答えるしかありませんでしたが、民俗学へのイメージに「妖怪」と「夜這い」を代表させた言説を検証したい。僕にとって、かかる先入観は「風評被害」です。” 以前担当した「民俗学」の講義で、受講生から「いつになったら妖怪が出て来るんですか?」と言われて絶句しました。「シラバス読

    「民俗学といえば妖怪、夜這いでしょ?」民俗学者が悩む“風評被害” | 文春オンライン
    amamako
    amamako 2020/01/19
    むしろ民俗学って他の文系学問よりこういう内ゲバしょっちゅうやってる(大塚v.s.大月とか)イメージなので、「内部での論争が足りない」という筆者の主張には違和感
  • あなたの知らないもう1つの『ももたろう』 [絵本] All About

    あなたの知らないもう1つの『ももたろう』誰でも知っている桃太郎のお話。でも、松居直さんと赤羽末吉さんが作った『ももたろう』は皆さんがご存知のものとは少し違います。まるで創作のような印象の作品も、実は大切に語り継がれた口承文学の丁寧な再話から生まれたものでした。 金銀財宝を持ち帰らない「ももたろう」がいた! 読者から、松居直さんの名作絵『ももたろう』についてご質問をいただきました。「松居さんの『ももたろう』は、私の知っているお話とは違います。この作品は松居さんの創作ですか?」と。たしかに、結末だけ見ても大違い。松居さんの『ももたろう』は、鬼が懺悔の証にと差し出した宝物を断り、代わりにお姫さまを助け出すのです。えっ、桃太郎がお姫さまを助け出す? なんだか不思議な桃太郎ですね……。 大切に語り継がれた口承文学をもとにした名作絵 桃太郎は、岡山県がそのゆかりの地として有名ですが、実は、昔話とし

    あなたの知らないもう1つの『ももたろう』 [絵本] All About
  • 穢れ思想とつくられた母親像から見えた放射能問題 — 「現代化」問われる日本社会 – Global Energy Policy Research

    放射能をめぐる非科学的な過剰不安 女児の健やかな成長を願う桃の節句に、いささか衝撃的な報道があった。甲府地方法務局によれば、福島県から山梨県内に避難した女性が昨年6月、原発事故の風評被害により県内保育園に子の入園を拒否されたとして救済を申し立てたという。保育園側から「ほかの保護者から原発に対する不安の声が出た場合、保育園として対応できない」というのが入園拒否理由である。また女性が避難先近くの公園で子を遊ばせていた際に、「子を公園で遊ばせるのを自粛してほしい」と要請されたという。結果、女性は山梨県外で生活している(詳細は、『山梨日日新聞』、小菅信子@nobuko_kosuge氏のツイートによる)。 昨年6月といえば、首都圏でも日常生活が落ち着きを取り戻した頃である。だが一部の母親は依然として、子の被曝を防ごうと過敏になっていた。学校に手作り弁当を持参させ、深夜に材を求め奔走する様子を紹介し

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