メンタルクリニックの社会学: 雑居する精神医療とこころを診てもらう人々 作者:櫛原克哉 青土社 Amazon おれは「こころを診てもらう」側の人間だ。当事者である。おれはおれの精神科に通い始めて十三年くらいになる。障害者手帳も持っている。初めて行ってからのことは以前書いたことがある。 blog.tinect.jp おれの場合はこんな感じだ。でも、おれが通っているところが「精神科」なのか「心療内科」なのか「メンタルクリニック」なのかよくわかっていない。「(地名)クリニック」という名前だ。正体がわかっていないのでウェブサイトを見てみたら「心療内科・精神科・神経内科・内科」と書いてある。ますますわけわからん。なお、医師自身はちゃんとした精神科医ですよ、なんとか専門医ですよ、みたいな感じの証明書みたいなのを待合室に提示している。「医学博士、日本神経学会認定神経内科専門医、身体障害者福祉法指定医、日