奈良県斑鳩町にふるさと納税をしてくれたら、普段は入れない国史跡の藤ノ木古墳の石室を貸し切りにできます――。町は、4月1日に拡充するふるさと納税の特典に「古墳の特別見学」を設けた。5万円以上を納税した人が対象になる。 藤ノ木古墳は、豪華な金銅製馬具(国宝)などの出土品で有名だが、石室の公開は春秋の年2回だけだ。特典となる貸し切りの日時は、町と調整して決める。5万円以上で2人分、8万円以上だと4人分だ。 特典はさらに、5万円以上で、中宮寺の日野西光尊(ひのにしこうそん)門跡の直筆色紙と法隆寺・中宮寺の拝観券(2人分)、8万円以上で、直筆色紙と拝観券(4人分)、中宮寺特製の茶わんも付く。 これらとは別に、特産品も選べる。1万円以上の納税で3千円相当▽3万円以上で6千円相当▽5万円以上で1万円相当▽8万円以上で2万円相当となる。 また、納税の使途について、国史跡・中宮寺跡の整備(2018年完成予定
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