終わりなき戦いへ挑む、中年の物語。 前回までのあらすじ 真実と雄弁 せめて、病人らしく ヘヤー、まごころで脱毛 次回予告 前回までのあらすじ 脱肛の適格者 - そして、かおもじへ 人生初の脱肛を経験し、戸惑う私。 ボラギノールと脱っ友、2つの武器でこの戦いを乗り切ろうとしていた。 順調に思えた戦いだが、やがて陰りを見せる。 真実と雄弁 ボラギノールの効果は凄い。 初めて脱肛をした日から一度も違和感を感じた事はない。 ボラギノールと私のシンクロ率は良好だ、文化の極みと言っていいだろう。 しかし何故、私だけが下半身の病に侵されるだろうか。 頻尿・血尿・淡白・残尿感・性欲減少。 それに脱肛も加わり、数え役満である。 もうすでに飲みきってしまった八味地黄丸を思い出した。 これは父親から受け継いだものだ。 ある疑惑が浮上する。 すぐに父親に連絡をして、どうしても確認したかった事を尋ねた。 脱肛をした
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