東本願寺の飛び地境内である渉成園が、12月8日までライトアップされています。 渉成園 渉成園は、寛永18(1641)年に、東本願寺の宣如上人が徳川家光より土地の寄進を受け、石川丈山が庭園を築きました。当初は生垣に枳殻(からたち)が植えてられていたため枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれています(カラタチは現在も一部が残る)。 渉成園 幕末の火災で主な建物は失われましたが、池泉回遊式の美しい庭園が残り、現在は桜と紅葉の穴場のみならず、梅や藤など四季折々に美しい風景を楽しむことができる場所です。大きな印月池の汀は広々として開放感があります。 渉成園 今回のライトアップはなんと「無料」です。志納ではなく「無料」です。理由は観光庁の「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」に採択されて補助金が出ているからとのこと。ありがたい機会です。ホームページによると非公開文化財見学と御用達庭職人による庭園案内の2