最近眺めた鴨川の風景です。ユリカモメも飛んできています。 鴨川 京都の冬の風物詩と言えば、ユリカモメもそのひとつでしょう。今シーズンもすでに紅葉のころから鴨川には現れていて、季節の進みを教えてくれました。ユリカモメは、その名の通りカモメに似た白い鳥で、集団で行動をする渡り鳥です。ロシアのカムチャッカ半島から、はるばる約3000kmを旅して京都にやってきて、暖かくなる春には次第に北の故郷へと帰っていきます。 鴨川 ユリカモメ ユリカモメは平安時代に書かれた伊勢物語の中で「都鳥」と呼ばれながら、実は当時の京都にはいなかったという面白い鳥です。しかも実際に「都鳥」の名にふさわしく京都で見られるようになったのは、1974年(昭和49年)の1月と、かなり最近のことです。この時は2か月ほど滞在をしていなくなったそうですが、その後、渡来するのはだんだん早くなり、帰っていくのは次第に遅くなって、近年では5
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