京都御所を訪れました。 京都御所 紫宸殿 京都御所は明治時代始めまでの天皇の住まいとして知られ、国内外から多くの人が訪れます。特に今年はNHK大河ドラマが平安時代が舞台とあって注目をされているかもしれません。海外の観光客からも人気で修学旅行生も時折見かけます。 京都御所 御池庭 今の京都御所は、幕末の安政2(1855)年に再建をされたものですが、それ以前の寛政2(1790)年に平安様式に倣って再建された建物を踏襲しているため、特に紫宸殿や清涼殿では、立体構造は江戸時代の建築ではありながらも、その部屋割りなどは平安時代を偲べる部分が随所にみられ、和歌や古典の知識を持ち合わせていると、たいへん興味深く往時をイメージできます。 京都御所 この日は雨が降りましたが、御池庭に波紋が広がる様子は綺麗で、サツキの花も咲いていました。御常御殿の前の御内庭は緑が美しく、水が流れる「流れの庭」の風情も感じられ