ウクライナ・ハルキウ上空から撮影された、破壊された戦車(2023年2月26日撮影、資料写真)。(c)Ihor TKACHOV / AFP 【3月2日 AFP】ロシアは2日、ウクライナ人戦闘員の一団が南部ブリャンスク(Bryansk)州に侵入したと主張し、大統領府は「テロ攻撃」だと非難した。 ロシア当局は、一団を無力化させるために現地に治安部隊や軍を展開した。ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領もその後のテレビ演説で、「ネオナチ」や「テロリスト」が同州の一般市民に向けて発砲したと糾弾した。 大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は、「ウクライナ戦闘員による攻撃があった」とし、「テロ攻撃」と表現した。ウクライナ側は、報道のような事実はないと否定し、「挑発」だと指摘した。 連邦保安局(FSB)は通信社を通じた声明で、同州のクリモフスキー(Kli