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参考になると音楽に関するdomblyのブックマーク (2)

  • 天才とは何だ?〜ブラームス型凡楽のすすめ - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    以前、とあるクラシックの音楽番組からブラームスについての取材を受けたことがある。開口一番「ブラームスはどんなところが天才なんでしょうか?」と聞かれたので、言下に「いや、彼は天才じゃないでしょう」と応えたところ、「・・・・・」。 取材はボツになった。 どうやら番組としては・・・ブラームスは「保守的」な作曲家というイメージがあるが、実は「こんなに斬新」で「こんなに画期的」なことをやっていたんです・・・というような指摘とコメントが欲しかったらしいのだが、私の意見は全く逆。 ブラームスは「保守的で」「新しいことをやらない」「才能のない作曲家」なのに、現代に至る〈クラシック音楽〉の基礎を作った。そこが凄いのだ。 そもそも、昔から「天才」という言い方はどうも違和感がある。人のプラス部分をなんでも「天才」と一括りにしてしまうのは、マイナス部分を何でもかんでも「気違い」と一括りにしてしまうのと同じで「思考

    天才とは何だ?〜ブラームス型凡楽のすすめ - 月刊クラシック音楽探偵事務所
  • 模倣と創造 - 隠響堂日記

    先日の「盗作」問題にも関連してひとこと。 音楽の勉強は「模倣」が基。ベートーヴェンが気に入れば真似して作曲し、ビートルズが好きなら真似して歌う。 でも、あんまり「才能がある」と、そのまんまベートーヴェンそのまんまビートルズになってしまう。それではただの「盗作」であり「物まね」にしかならない。 むしろ「才能がない」方が、自分では真似しているつもりなのに、似ても似つかない「聞いたことのない音楽」になる。それこそが「創造」であり「個性」の原点。 芸事でも、最初から上手く出来てしまう器用な子より、なかなか出来ずに悩みながら鍛錬を重ねる子の方が、一家を成すという。 新しいものは「マネしそこなった」時にこそ生まれる。プロはそれが許されない可哀想な商売だが、若い人は真似や模倣を怖れちゃいけない。 才能のない人はさいわいである。 音楽はあなたのものだからだ。

    模倣と創造 - 隠響堂日記
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