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ブックマーク / lets-skeptic.hateblo.jp (18)

  • 超心理学に関する僕の意見 - 僕と懐疑の関係

    結論から言おう。僕の現状の意見としては「超心理学の中で研究されている超能力(ESPやPK)は存在しないだろう」というものである。 現在まで超心理学の研究結果から得られている結論は「超能力は存在する可能性がある。しかし、それは検出が非常に難しいほど効果の小さいものである*1」といったものだと理解している*2。 超心理学には懐疑論者と超心理学研究者の間でのあまり褒められないような議論の歴史がある。懐疑論者が超心理学の研究を否定してきた歴史である。懐疑論者の中には「黒歴史」扱いしたり、懐疑論者の恥ずべき失敗という評価をする者もいる。だからこそ、超心理学の研究自体の否定に対し厳しい意見が出ることもある。 ただ、僕自身はそれほどこの歴史について詳しくない。概要をなんとなく知っている程度である*3。なので、ここではその歴史の話はしない。 超常現象論争を眺めていた方ならどこかで見たことがあるかもしれない

    超心理学に関する僕の意見 - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2017/01/27
    数年前にこれに関係する話をしたなぁと懐かしい気持ちでブクマ。どらの考えはながぴぃさんに近い。
  • 『謎解き超科学』でニセ科学に騙されないための足場をつくろう - 僕と懐疑の関係

    彩図社より『謎解き超科学』が発売されました。詳細な目次と担当者はASIOS公式ブログの該当記事をご覧ください。 内容はASIOS既刊「謎解き」シリーズと同じく「伝説」と「真相」パートで構成されています。ASIOS名義ですが、外部から菊池聡さん(オカルトニセ科学に詳しい認知心理学者)、黒川ゆきさん(日一のホメオタ)、小波秀雄さん(ニセ科学に詳しい物理化学者)、道良寧子さん(ねこ管理栄養士)と、ニセ科学に懐疑的な人の間では有名な方々が執筆に参加されています。 私は「電磁波による健康被害」「磁気治療器の効果」「デトックス」「水からの伝言」「EM菌」「あとがき」を担当しました。 ASIOSがニセ科学批判?? さてASIOSといえば、超常現象を懐疑的に調べる団体で、今までの「謎解き」シリーズは全て超常現象がらみの話でした。そんなASIOSがなぜ?と考える方もいるでしょうか。しかし、超常現象の中には

    『謎解き超科学』でニセ科学に騙されないための足場をつくろう - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2013/10/24
    あ、はてブロにアップしたのですね。面白いです。皆様、ヨロシクです。
  • 僕たちはなぜ水伝なんかに悩まされるのか - 僕と懐疑の関係

    水もごはんも桃も梨も答えを知っているとか 最近、TwitterやFacebookで、僕らにとっては懐かしい「ありがとう」「バカヤロウ」実験が話題になっているそうです*1。詳しくはこちらのエントリなどを参照のこと→『桃は答えを知っている - 男の魂に火をつけろ!』。数年前はごはんを使った似たような実験もどきが話題になりましたが同じようなものですね*2。 「水からの伝言」として知られる江勝氏の一連の主張は、当に突拍子もないものです。ホメオパシーなんかよりさらにどうしようもない主張なので、あえて話の種として使わせてもらおうかと思います。 帰属の話 前回*3、スキーマの話を出したときに、蛇足として自分の言動の理由すら推測するしかないということを書きました。つまり、僕らは誰の言動であっても、その真意を直接理解することはできず、推測するしかない存在です。さて、そういった言動の理由を見つけることを、

    僕たちはなぜ水伝なんかに悩まされるのか - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2012/08/21
    わーい、要望通り帰属の話を書いてくれた!(自意識過剰な原因帰属)
  • トンデモさんは自分に当てはまる言葉で他人を批判する - 僕と懐疑の関係

    スキーマ 認知心理学では、物事を理解するために利用される知識の枠組みのことをスキーマ(schema)と呼ぶ。人は様々な経験の中で様々なスキーマを形成する。そして、話題によってさまざまなスキーマを切り替えてもいる。特に難しい話ではなく、誰もが無意識にやっていることだ。そして、何かを理解するためには必ず必要なことですらある。 なぜならば、理解に必要な情報が十分そろっている物事など、まずないからである。親しい家族との日常会話でも、僕らは家族の持つ前提知識やこれまでの言動を元に意味を推測する(つまり、スキーマを利用する)。そういったものが全くない他人の場合、真意を理解するのは難しい。 新しい分野のを読むときにスキーマの存在を感じる人もいるかもしれない。その分野の1冊目に読むはゆっくりとした速度でしか読めないが、5冊や10冊ぐらい読むと、非常に早く読むことができる。これはその分野についてのスキー

    トンデモさんは自分に当てはまる言葉で他人を批判する - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2012/08/16
    次は帰属の話しですね?(さりげなく要望)
  • 『最強のクリティカルシンキング・マップ』 - 僕と懐疑の関係

    著者の道田泰司様より最強のクリティカルシンキング・マップ―あなたに合った考え方を見つけようを献いただきました。ありがとうございます。 道田さんとの出会い 僕は懐疑論者を自称しているわけなので、懐疑的思考とか科学的懐疑主義とかそういったことを意識する場面が多い方です。そんななかで、たぶん6年ぐらい前に初めて「クリティカルシンキング」という概念を知りました。今思えば、道田さんが書で「教育系クリティカルシンキング」と分類しているものだったと思います。 その後「心理学系クリティカルシンキング」や「論理学系クリティカルシンキング」「哲学系クリティカルシンキング」と分類されているようなもいくつも読みました。クリティカルシンキングについてはそれなりに詳しくなったと言っていいと思います。 その頃に出会ったのが道田さんのWebページでした。ここでは道田さんの論文などを読むことができます。 http:/

    doramao
    doramao 2012/06/15
    読むかどうかは不明ですが・・・/「クリティカルシンキングは本来難しいことだ。 でも誰でもどこかではやっていることだ。 」ええと、精緻化見込みモデルの中心ルート的処理をする場面で使えるか使えないか問題かな
  • 『もうダマされないための「科学」講義』にダマされるな - 僕と懐疑の関係

    著者の一人である片瀬さんから献頂きました*1。ありがとうございます。目次は以下。 『もうダマされないための「科学」講義』 1章 科学と科学ではないもの 菊池誠 2章 科学の拡大と科学哲学の使い道 伊勢田哲治 3章 報道はどのように科学をゆがめるのか 松永和紀 4章 3・11以降の科学技術コミュニケーションの課題  平川秀幸 付録 放射性物質をめぐるあやしい情報と不安に付け込む人たち 片瀬久美子 出版社の紹介にダマされるな この、出版社の宣伝を読む限りは、「科学とは何か」を今まであまり意識してこなかった人、「科学」をあまり知らない人(以下「一般人」と表記します)向けのなのですが、そこにダマされそうになりました。そういった方が読むと、話題についていけないか、曲解しそうな感じの部分が多いでしょう。 そんな優しいではないのです。ハードボイルドです。取扱注意です。むしろ伊勢田さんの2章ででて

    doramao
    doramao 2011/10/05
    なるほど。/読者層については同意見ですが、内容についての印象では、どらねこはだいぶ意見が違うかな。色々考え中だけど、何か書きます。
  • 信奉者の説得についての経験談と思うこと - 僕と懐疑の関係

    何度か語っていることではあるけれど、僕は超常現象信奉者として、後には超常現象懐疑論者として掲示板上での議論を続けていた。話題は超常現象だけにはとどまらず、俗にいう「ニセ科学」の議論になったことも沢山ある。 そういった歴史の中で、信奉者に説得を行ったことも少なくない。オープンの場で行ったこともあるし、メールでのやり取りのこともある。これから、何度か説得についての僕の思いを書いていきたいと考えているのだけど、はじめに、僕が信奉者の説得についてもっている印象を書いてみたいと思う。当然、客観的事実とか普遍的な原則とかを話したいわけではなく、あくまで経験談であり、印象論にすぎないことには注意してもらいたい*1。 説得の受け入れやすさ 僕は傲慢にも「科学的考え方の啓蒙をするんだ」という思想を持っていた*2。だから、信奉者とのコミュニケーションが説得になるのも自然なことだった。結果、様々な人に対して説得

    信奉者の説得についての経験談と思うこと - 僕と懐疑の関係
  • 信奉者だった僕はどのようにして懐疑論者と呼ばれるようになったか - 僕と懐疑の関係

    dlitさんの「メモ:サイエンスコミュニケーションと科学者/研究者/専門家に何を求めるか問題 - 思索の海」に始まり、ばらこさんの「サイエンスコミュニケーションで素人にできることを考える(改題)(2) - ばらこの日記」、TAKESANの「或るトンデモ支持者の履歴――科学的懐疑主義に目覚めるまで(2011年7月19日追記): Interdisciplinary」、どらねこさんの「サイエンスコミュニケーションで自分なりに考えていること - とらねこ日誌」を受けて、僕の遍歴も公開します。 小学生まで 超常現象関連については、ごくごく普通の子供でした。なんとなく信じていたというだけで、とりたててなんだかんだはありませんでした。このころプログラムを始めたのが論理的思考の形成には役立ったかもしれません。 中学生の頃 木曜スペシャルでやっていた矢追純一氏のUFOスペシャルにはまっていました。UFOの話

    信奉者だった僕はどのようにして懐疑論者と呼ばれるようになったか - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2011/07/15
    知り合いがマルチ商法に、の部分が私の場合は発達障害関係に対応しているんだろうな、と思います。/先を知りたい、本当の事を知りたいと謂う気持ちは大切だとも思います。
  • 『検証 陰謀論はどこまで真実か』はどこまでおススメか - 僕と懐疑の関係

    文芸社の高橋様より『検証 陰謀論はどこまで真実か』を献頂きました。ありがとうございます。目次などはASIOS公式サイトの「ASIOSの」を参照のこと。 の構成 はASIOSの既刊『謎解き 超常現象』シリーズと同じく、最初に「伝説」として陰謀論の説明があり、次に「真相」として検討結果と根拠が示されるという流れになっている。各項目の最後で多数の参考文献がリストされているのも既刊と同じグッドポイント。取り上げている陰謀論は5ジャンル34項目。陰謀論マニアでもない限り、一通り、どんな陰謀がささやかれているか知っているなんて人はいないと思うが、対象としている陰謀論の説明もあるので安心していい。 各論は絶対必要 ニセ科学批判なんかをしていると、ニセ科学批判批判に出会う。ニセ科学批判批判はメタな議論になる。でも、よくよく話し合ってみると、ベタな議論がすっぽり抜けた似非メタ議論(メタぶりっこ)でし

    『検証 陰謀論はどこまで真実か』はどこまでおススメか - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2011/01/24
    蛇足が卑怯だ買ってしまったよ。
  • 医療ネグレクトと思われる例があるということで通報した - 僕と懐疑の関係

    医療ネグレクトの事例 ビタミンKの問題でも話題になったホメオパシー・ジャパン系のロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシーのページで、医療ネグレクトと思われる事例が公開されていた。母親の投稿内容を引用する。 現在、子供が健康相談にかかりお世話になっております。 主訴は腎臓です。2歳で発病し、2年ほど入院し、今は通院しています。10歳になりました。 病院では、免疫抑制剤がだされ、毎日飲まなくてはならず、とても疑問を感じていたところに、ホメオパシーに出会い、やってみたいと強く思い、相談会を申し込みました。3回めの相談を受けたところです。 今は病院の薬は飲ませていません。 (中略) ただ、やはり毒だしのレメディ(抗生剤、全身麻酔、胸腺の毒だし)をとると、すごい好転反応がでてしまいます。わかってはいますが、ちょっと続けられないくらい、顔、特に目がはれてパンパン、足もむくみ、蛋白尿がでて、みているのが

    医療ネグレクトと思われる例があるということで通報した - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2010/07/15
    ジャーナリストのような方へ働きかけた方もいらっしゃいましたね。多方面へ働きかけること、個人でも情報発信すること、周囲の方と情報を共有すること、市町村保健センターに相談するなど考えたいと思います。
  • ビタミンK欠乏症問題 - 僕と懐疑の関係

    ビタミンK問題が話題になっているので、私も書かずにはいられなかった。 ビタミンK欠乏症 新生児は、ビタミンK欠乏になりやすい。ビタミンK欠乏状態になると、出血が止まらないような症状になる。脳内出血が起こった場合等は、死亡したり、重大な障害が残ったりする場合もある。通常、新生児にはK2シロップと呼ばれるビタミン剤を投与することで、ビタミンK欠乏を抑制している。 自然信仰と母乳育児の推進 粉ミルクに比べて母乳の方がよいという話は、医療の現場でも言われていることのようだ。国際機関や政府機関は積極的に母乳育児を勧めている。しかし、ビタミンKの問題については、粉ミルクの方が望ましい。人工的だとしてK2シロップを拒否する行動と、自然だとして母乳育児にこだわる行動が重なると、ビタミンK欠乏症の危険性は増す。 ビタミンK問題 「「ビタミンK与えず乳児死亡」母親が助産師提訴」というニュースが 2010年7月

    ビタミンK欠乏症問題 - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2010/07/09
    『この事例は、ホメオパシー問題を追っている人の間では広く知られている。「助産院は安全?」というブログの功績である。』全く以て
  • なぜ有害な治療法も有効だと誤解されるのか - 僕と懐疑の関係

    代替医療のトリック 『代替医療のトリック』というが話題になった。私も今までホメオパシーを例に代替医療の持つ問題を取り上げてきたが、このを読めば私のエントリの多くは必要ないものと言える。既に多くの書評が発表されているようなので、肝心の内容についてはそちらを参照のこと。 全体的に良書といって間違いないのだが、あえてひっかかったところを書くとすれば、プラセボ効果に関するところ。私は『代替医療のトリック』で扱われているプラセボ効果の説明は、ちょっと行きすぎだと考えている。過大評価ではないか。プラセボ効果は確かにある。しかし、来の意味での「効果」と呼んでいい効果は、こので触れられているよりも小さいものだろうということだ。 このことについての私の理解は、過去のエントリ「誤用される「プラセボ効果」 - Skepticism is beautiful」 を参照頂きたい。 なんにでも効く まず「なぜ

    なぜ有害な治療法も有効だと誤解されるのか - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2010/03/18
    研究結果は広く共有されて欲しい。一部のニンゲンだけのモノというのが現状というのは本当にもったいない。だからそれを利用するヒトが後を絶たないのだと思う。
  • オッカムの剃刀の理解 3段階 - 僕と懐疑の関係

    非合理批判の場では、「オッカムの剃刀(かみそり)」という考え方が登場することがある。オッカムの剃刀とは、以下のような考え方である。 現象を同程度うまく説明する仮説があるなら、より単純な方を選ぶべきである。 Wikipedia 「オッカムの剃刀]」より LEVEL 1(オッカムの剃刀は科学的真偽の判定の手段) オッカムの剃刀でそぎ落とされる仮説は、科学的に間違いであると考える。 LEVEL 2(オッカムの剃刀は科学的真偽の判定とは無関係) オッカムの剃刀という考え方は、真偽を追うための戦略のひとつにすぎない。 剃刀にそぎ落とされるかどうかは、仮説が科学的に正しいかどうかとは無関係である。 よって、いくつかの科学的仮説の中から一つの科学的仮説を選択する手段として使うのは誤りである。 LEVEL 3(オッカムの剃刀は科学的真偽の判定として有効) 科学的に「正しい」「間違っている」とは、蓋然性*1

    オッカムの剃刀の理解 3段階 - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2010/01/16
    「言葉の解釈とか定義、科学哲学などの問題に巻き込まれるのが嫌なので、オッカムの剃刀という言葉は使わない」めんどくさがりやだから、懐疑論者と呼ばれることは無いだろうな。
  • 非合理批判の諸段階 - 僕と懐疑の関係

    ニセ科学批判などの非合理批判活動は様々な人が行っている。批判のやり方には個性があるが、違いはそれだけにとどまらない。そこには批判レベルというべきものがある*1。 LEVEL 0(普通の人) 信じるも信じないも場当たり的。 LEVEL 1(一歩踏み出す) 非合理的なことは何となく否定している。 根拠を述べずになんとなく批判を行う。 LEVEL 2(否定論者とラベルづけされる) なぜ否定できるかを合理的に説明することができる。 正しいことを言っているのだからそれで良いと考える。 LEVEL 3(懐疑論者と呼ばれ始める) なぜ合理的な説明を受け入れられない人(ビリーバー)がいるのか不思議に感じる。 どんなに合理的な説明を尽くしても理解してもらえないことに悩む。 LEVEL 4(懐疑論者の中でも注目されはじめる) なぜ人間はビリーバーになってしまうのか理解している。 どうすれば理解してもらえるのか

    非合理批判の諸段階 - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2010/01/14
    わーい、久しぶりのエントリだ。どらねこは猫ビリーバーなので、犬暴論者と同レベル。
  • 感染パーティーは対岸の火事ではない - 僕と懐疑の関係

    ちょっと忙しいので、あまりちゃんと書けないのだが、簡単にエントリを上げておくことにする。 『ページが見つかりません - MSN産経ニュース』という記事がMSN産経ニュースで取り上げられた。 新型インフルエンザの感染が拡大している米国で、わざと感染して免疫をつけようという「感染パーティー」が話題になり、米保健当局が20日までに「人と周りの子供らを危険にさらす」と警告する事態になった。 で、これについたブックマークを見ると、「米国は酷い」という趣旨のコメントがいくつか見られる。ところが、これは何も米国に限った話ではなく、日でも行われていることである。 今回紹介するのは、事前企画されたパーティではないものの、全く同じ考え方であることがわかると思う。 昨日のホメオパシー勉強会を迎えました ちょうど水疱瘡の話をしているときにCさん登場!! きれいに水疱瘡にかかった子供も一緒にね! (私には水疱瘡

    感染パーティーは対岸の火事ではない - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2009/05/11
    野口整体の信奉者もこのようなパーティーの親和性は高いと思う。
  • とある夫婦の軋轢と誤帰属の働き - 僕と懐疑の関係

    「とある夫婦の離婚序章」という増田を読んだ。 元増田が共働きということで、共働きの話が多いので、あえて専業主婦と二人の子供(3歳前&新生児)を持つ父親としての意見も書いてみよう。 まず、たとえ専業主婦であっても、二人の子供を放置せずに相手をしながら生活をするのは、やったことのない者の想像を絶する大変さであるということは確認しておきたい。少なくとも私の想像力では、ストレスを溜めずにこんなことをこなすことができる人間は「特殊」な人間だとしか言いようがない。 例えば、下の子供ができたことで、愛情を独り占めできなくなった上の子がストレスを溜めて攻撃的になっている。下の子はまだ首もすわらず縦抱きもできない状態。さて、この状態でどうやってトイレに行こうか。家事をしようか。下の子の授乳をするときはどうする。 相当ブラックな会社でない限り、会社に行っていた方が楽だろう。私はそう思う。兼業主婦の方が大変*1

    とある夫婦の軋轢と誤帰属の働き - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2009/03/31
    今更ながら撫熊。/自分より断然・・・
  • ニセ科学批判の現状への提案をする前に考えて欲しいこと - 僕と懐疑の関係

    メタ論争になりがちないわゆるニセ科学批判批判ではなく、ニセ科学批判への建設的な提案は、きっと迂回生産を意図してのことだと思います。こういった考え方自体は問題なく、むしろ好ましいものだと思いますが、敢えて言いたいことがあります。 今あるニセ科学批判の背景を把握する労力を割けないのならば*1、現状を「変更」するよう提案するのではなく、新しい切り口のニセ科学批判を自らの行動で示して欲しいということです。 「ニセ科学」という表現はとげとげしい 「ニセ科学」という表現については、私も攻撃的な印象を受けています。「ニセ」という表現は、上から目線で紋切り型で有無を言わせない雰囲気をまとっていると思います。たぶん、これだけで反発心を生むのは間違いないとも思います。一見すると不適切な言葉かもしれません。 しかし、「疑似科学」ではなく「ニセ科学」だったからこそ、「ニセ科学批判」は注目されたといっても間違いでは

    ニセ科学批判の現状への提案をする前に考えて欲しいこと - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2009/03/06
    参考になりました。/「べき」と受け取る人が多い気がします。
  • 助産師会はあんまり大丈夫じゃないかも - 僕と懐疑の関係

    「助産師会、大丈夫か | 医療報道を斬る - 楽天ブログ」という記事を読んだ。「千葉市の助産師会がホメオパシーの専門家を呼んで研修会をした」ということに触れられている。 たぶん、「これはひどい」と思う人も多いだろうし、私もそう思うんだけど、これが氷山の一角に過ぎないのも事実。 例えば、神奈川助産師会のWebページの「神奈川県助産師会 | トップ」というページを見てもらいたい。今までの研修会一覧を見ることができる。 ここからは研修の詳細は分からないけれど、「ハローベビーかながわ」主催のものを見ると、この方面に詳しい人なら危うい雰囲気を存分に感じてもらえるものと思う。 元記事は千葉だし、上でリンクしたのは神奈川ということで、首都圏の話になるけど、地方でも助産師がニセ科学や自然信仰をどんどん導入している話を聞くことができる。 神奈川助産師会の件については、日助産師会に意見を送ったのだけど、今の

    助産師会はあんまり大丈夫じゃないかも - 僕と懐疑の関係
    doramao
    doramao 2009/02/02
    当方では、とある助産院がマクロビ電波を発信中。まじめな助産師の方、よろしくお願いします。
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