江戸時代から続く温泉ワンダーランド―七飯町東大沼温泉「留の湯」 2018/04/12 北海道を旅する 七飯町, 宿泊施設, 渡島管内, 温泉, 道南圏828view 本州の数百年・あるは千年以上続く歴史ある温泉には及ばないものの、北海道にも開湯から100年以上も時を紡ぎながら営業を続けている温泉地が各地にあります。そんな温泉を訪ねるシリーズ、第一弾として七飯町にある東大沼温泉「留の湯」を取材してきました。 ※2020年9月28日までで宿泊営業終了、以降は日帰り入浴のみとし、11月8日で閉館することが発表されました。 文献を遡って調べてみました▼『蝦夷巡覧筆記』(国立公文書館所蔵)。右ページ中央に「留ノ湯」と書かれている 北海道に関する古い文献を調べてゆくと、道南の記録の中に留の湯が時折登場します。 公開できるもので最も古いのは写真の『蝦夷巡覧筆記』(寛政9年/1797年)。写真は国立公文書