※本記事は『沈黙の艦隊』のネタバレを含みます。 2023年に公開された映画版が話題を呼び、2月9日より、完全版&続編が連続ドラマとしてAmazonプライムビデオで配信中の『沈黙の艦隊』(かわぐちかいじ)。これらの映像作品を観て原作漫画を読み始めた人も多そうだが、気がつけば海江田四郎という男に惹かれ、まるで乗組員のように惚れ込んでいてもおかしくない。本稿ではその魅力をあらためて解説するが、物語の核心に触れる部分があるため、原作未読の方はご注意いただきたい。 令和になって待望の映画化を迎えた『沈黙の艦隊』 漫画『沈黙の艦隊』の連載がスタートしたのは1988年。週刊漫画誌『モーニング』にて8年にわたり連載が続いた。本作の連載が始まった1988年10月は、大きな海難事故「なだしお事件」が発生したばかりの頃だ。当時すでに人気作家として活躍中だったかわぐちかいじの新作であり、題材が海上自衛隊となれば注
ガンダムコミック最新作「機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記」の第2話「イセリナ出撃す」が、漫画サイト「コミプレ-Comiplex-」の「ヒーローズ」レーベルで本日6月30日(金)に無料公開された。 宇宙世紀0079。 地球連邦政府に宣戦布告したジオン公国は、地球侵略の拠点を北米キャリフォルニアに置いた。 その地で任務に就くフラナガン・ブーン大尉は、ひょんなことからガルマ・ザビ大佐とフィアンセのイセリナ・エッシェンバッハに出会い、その人間性に惹かれていく。 それから数日後──。ニューヤークへ向かう機内でガルマの訃報を聞いたブーンは、敬愛する上官を失った怒りと哀しみを募らせ“連邦の白い悪魔”ことガンダムへの復讐を誓う。 そして同じ頃、フィアンセを失ったイセリナはガウ攻撃空母への搭乗を決意して……。 一年戦争の“悲哀”を描く新たなガンダム戦記を、ぜひチェックしてみよう。
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています もしも『北斗の拳』が実写ドラマだったら――そんな設定で撮影の裏側を描く異色のスピンオフ漫画『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』(原作/武論尊・原哲夫 漫画/倉尾宏)の単行本がこのほど発売されました。 もしも『北斗の拳』が実写ドラマだったら、こんな風に撮影してるかも 1話を試し読み 漫画『北斗の拳』が存在しない世界で、ドラマ「北斗の拳」が撮影されているという設定のお話。ケンシロウ役の俳優はボディスーツでマッチョになり、リン役は高飛車な天才子役、カメラが止まるとケンシロウとザコが「すいませんパンチが当たっちゃいました」「気にしないでいーよぉ」と和やかに言葉を交わす……そんな舞台裏が描かれています。 筋肉と眉毛を盛ってるケンシロウ けなげなリンの“中の人”は高飛車 殺伐とした物語と和気あいあいの舞台裏のギャップがじわじわ。筋肉で服が飛ぶシーン
90年代に世界的なブームを巻き起こして以来、世界中に多くのコアなファンを持ち、ハリウッドの映画作家にも大きな影響を与えてきた、日本のゲーム、アニメ、マンガなどのサブカルチャー系コンテンツ。マンガからアニメへ、アニメからゲームへ、ゲームからマンガへ、多くのコンテンツがボーダーレスに、世界中で展開しています。 ガンダムやゴジラが登場したスティーブン・スピルバーグの『レディ・プレイヤー1』や、日本のマンガ「銃夢」を原作にジェームズ・キャメロンが製作する『アリータ』(来年2月公開)、さらには『機動戦士ガンダム』『進撃の巨人』の実写映画化など、技術の進歩とともにさらに多くの注目を集めている――と思うのですが。「ハリウッドで実写化!」された途端に、「なんか違う……」となってしまうのを、イヤというほど経験しているのも事実です。 マンガから出発し実写映画を製作、それを中心に世界的なビジネスとして展開してい
同書では1972年から1974年にかけて週刊少年サンデー(小学館)で連載された楳図の怪作「漂流教室」を特集。25ページにおよぶ楳図へのロングインタビューをはじめ、登場人物図鑑や大和小学校のイメージ間取り図、製作ノートの一部などを掲載している。また写真家・川島小鳥による撮り下ろしのルポルタージュ「楳図かずお 異次元への旅」、穂村弘、100%ORANGEの及川賢治、祖父江慎によるエッセイも収められた。 「楳図かずお『漂流教室』異次元への旅」は平凡社によるオールカラーのビジュアルムック「太陽の地図帖」の最新刊。同シリーズのマンガ家特集としてはほかに「水木しげるの妖怪地図」「諸星大二郎『暗黒神話』と古代史の旅」「諸星大二郎『妖怪ハンター』異界への旅」「山岸凉子『日出処の天子』古代飛鳥への旅」が刊行されている。
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