5層の塗り重ねで半透明ボディを表現する バッハトマの「黒騎士」ことダッカス・ザ・ブラックナイト。映画『花の詩女 ゴティックメード』公開後に再開された連載にて最初に登場し、ハスハントの防衛線があるノウランのAP騎士団スキーン隊本陣を強襲するシーンが印象的だった。HSGK 1/100で、すでにその独特なシルエット、デザインラインを見事に立体に落とし込むことに成功していたが、1/144へのスケールダウンにあたり、頭部や腕部などを強調するなど、小スケールならではのバランス調整を実施。1/144スケールならではの「ダッカス・ザ・ブラックナイト」が誕生した。作例はMHを数多く作ってきた桜井氏がGTMに初挑戦。MH製作の流儀をすべてリセットして挑んだ塗装表現に注目してほしい。