ソニーグループ(ソニーG)は、研究開発(R&D)体制の大幅再編に着手する。 2023年度から、本社「R&Dセンター」の一部を、製品を担当する「ソニー株式会社」や、半導体を製造する「ソニーセミコンダクター」側に移管する。そして、R&DセンターとAI開発を行う「ソニーAI」は、より純粋な研究開発に近い領域に特化する。 「すべてはAIを前提としたテクノロジーになる」 ソニーGの北野宏明・専務兼CTO(最高技術責任者)はそう説明する。ソニーGのR&D体制変更とAI開発はどうなるのか、北野CTOに単独インタビューした。