22日早朝、静岡市清水区の由比港で、今年4回目のサクラエビの競りが行われました。水揚げ量は18.5トン。漁師いわく、「多いほう」だといいます。 静岡県桜えび漁業組合 實石正則組合長:「この時期にしてはまずまずじゃないのかと思う。まだ4回で、この先を語ることはなかなか難しいが、思いがけなく量があるというのが、自分の中では思っている。品質も近年になく、今まででもないぐらいすばらしい品質。この時期にはこれだけ大きいエビで身のしっかり入ったエビというのは僕も最近記憶にない」 春漁の初日となった5日の水揚げ量はおよそ40トン。近年不漁が続いていた中で、去年に比べて44倍という、関係者も驚くほどの豊漁となりました。この状態が、22日までの4回の漁で“続いている”状況です。 地元鮮魚店「観光客が増えている」 由比港のすぐ近くにある、創業およそ100年の老舗「ヤマボシ鮮魚店」。こちらの店では以前、生のサク