(CNN) 米英軍は3日、イエメンの10カ所以上で、同国の反政府武装組織フーシの拠点少なくとも30施設を空と地上から攻撃した。米当局者2人が語った。 当局者の1人が語ったところによると、標的には司令部や地下の武器庫、フーシが国際航路の攻撃に使う武器などが含まれていた。米軍のミサイル駆逐艦「グレーブリー」と「カーニー」が巡航ミサイル「トマホーク」を撃ち込み、空母「アイゼンハワー」搭載のFA18戦闘機も参加したという。 米英両国はオーストラリア、バーレーン、カナダ、デンマーク、オランダ、ニュージーランドとの共同声明を発表。「われわれは引き続き紅海の緊張緩和と安定回復を目指す一方で、フーシ指導部に改めて警告する」と述べ、世界でも極めて重要な航路のひとつで続く脅威に対し、「引き続き躊躇(ちゅうちょ)なく人命と自由な通商の流れを守る」と宣言した。 当局者2人によると、バイデン米大統領が数日前に攻撃を
![米英軍、イエメンでフーシの30施設を攻撃](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2bf64e37b81ee08e90baa1b91f64de8bc9c656ca/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2024%2F02%2F04%2F21688dc292c309e61ca94fd787ad543b%2FUS-led-coalition-conducts-airstrikes.jpg)