ロシアの侵攻を受けるウクライナの和平案を協議する「平和サミット」が16日、2日間の日程を終え閉幕した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア軍がウクライナの全領土から撤退すれば、ウクライナ政府は「明日にでも」ロシアとの和平交渉を行うと述べた。 ゼレンスキー大統領はスイスで開かれた平和サミットで、和平交渉に応じる条件について言及した。ただ、ゼレンスキー氏は閉幕に際し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領には戦争を終わらせるつもりはなく、軍事的手段であれ外交的手段であれ、「どんな方法を使ってでも」同大統領を止めなければならないと述べた。