天竜区の土砂崩落 起点に盛り土8000立方メートル 浜松市、搬入止められず 台風15号で住宅3棟が被災し、住民3人が負傷した浜松市天竜区緑恵台の土砂崩落で、市の吉沢雄介技術統括監らが6日、現時点の調査結果を市役所で発表した。崩落の起点に約8千立方メートルの無届けの盛り土があり、このうち約3千立方メートルが崩れて約5千立方メートルが斜面上に残っていると明らかにした。崩落前、業者に土を搬入させていた土地所有者やその親族に計4回の行政指導を行ったが、搬入を止められなかったと説明した。 ■行政指導4回も対策なし 市は土を搬入した複数の業者のうちの2社を特定し、事情を聴いた。それぞれ今年4月までに2トントラックで10~15杯の土砂を、土地所有者の了解を得て運んだと説明したという。土は2009年ごろから多数の業者が断続的に入れたとみられ、市が特定を進めている。土地所有者は健康面に問題を抱え、親族も別居
![天竜区の土砂崩落 起点に盛り土8000立方メートル 浜松市、搬入止められず|あなたの静岡新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/00d0f3382df979f78089af2abdcabf6224e2bcd0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.at-s.com%2Fnews%2Fimages%2Fn114%2F1133623%2FIP221006TAN000132000_00.jpg)