全国有数の「暑いまち」として知られる群馬県館林市。真夏になると連日35度以上の猛暑日を記録し、埼玉県熊谷市や岐阜県多治見市などと「暑さ日本一」をめぐってバトルを繰り広げていたが、その根拠となるアメダス(地域気象観測システム)が6月にも同市内の別の場所に移設されることになった。ネット上では「高温になりやすい場所にあるのでは」「ずるい」などと疑問の声があがっていただけに、今夏の観測気温に注目が集まりそうだ。 館林は「ずるい」!? 現在のアメダスは同市美園町の館林消防署駐車場の一角にある。観測機器自体はフェンスと低木で囲われているものの、駐車場やアスファルト舗装の道路と隣接。地面が芝生ではなく、防草シートで覆われている。実際にアメダスの近くに立つと、駐車場の車やアスファルトの照り返しでじわじわと熱を感じる。近くには集合住宅もあり、風通しもさほど良くない。 こうした設置状況にインターネット上では「