中国北東部・遼寧省大連にある大連船舶重工集団の造船所を離れる、中国初の国産空母「001A型」。IMAGINECHINA提供(2019年11月14日撮影、資料写真)。(c)Imaginechina 【12月17日 AFP】(更新)中国で2隻目となる空母「山東(Shandong)」が17日、就役した。台湾や米国、さらに領有権を争う南シナ海(South China Sea)周辺諸国との緊張関係を抱える中、同国軍にとっては大きな戦力増強となる。 山東の就役により、中国は複数の空母を有する数少ない国々の仲間入りを果たした。さらに同国は、3隻目を建造中とされる。 山東は、同国南部にある海南(Hainan)島の三亜(Sanya)で、人民解放軍(PLA)の海軍に引き渡され、就役した。中国国営メディアは、セレモニーには習近平(Xi Jinping)国家主席も出席したと報じている。 中国政府は先月、山東が「通