ベルギーの町バールレヘルトフとオランダの町バールレナッサウを分ける国境線(2020年8月11日撮影)。(c)Francois WALSCHAERTS / AFP 【9月15日 AFP】オランダ南部にはベルギーの小さな飛び地があり、道路はもちろん、店舗や住宅の中にも国境線が敷かれている。ここで暮らす人々は、両国の二つの制度を尊重しながら日々、新型コロナウイルスと闘うことを強いられている。 このベルギーの飛び地は、バールレヘルトフ(Baarle-Hertog)という小さな町で、オランダのバールレナッサウ(Baarle-Nassau)の中に位置している。22の飛び地は、50キロ離れたアントワープ(Antwerp)州に属するベルギー領だ。 これまで、オランダにすっぽりと囲まれていることを不安視するバールレヘルトフの住民はほぼいなかった。中には、国境線によって玄関と住空間が別々の国に属している家もあ
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