台湾南部・高雄市で軍事演習を行う台湾の海兵隊(2020年1月16日撮影、資料写真)。(c)SAM YEH / AFP 【7月21日 AFP】米中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ(Bill Burns)長官は20日、中国に台湾への武力行使をちゅうちょしている様子は見られず、侵攻のタイミングや方法に関しては、ウクライナにおけるロシアの経験を参考にしているとの見方を示した。 バーンズ氏はコロラド州アスペン(Aspen)で開かれたアスペン安全保障フォーラム(Aspen Security Forum)で、中国がウクライナ侵攻から得ている教訓について問われると、「何年か先に武力を使って台湾を支配するかどうかという選択肢に関しては中国指導部はおそらく影響を受けていない。影響を受けているとすれば、それをいつ、どのように実行するかに関してだろう」と述べた。 一方、スリランカが経済危機に陥っていること