ブラジルでは、来年のサッカーワールドカップの前哨戦となる国際大会「コンフェデレーションズカップ」が来月開催されますが、スタジアムの建設などの準備は遅れ気味です。 コンフェデレーションズカップは、サッカーワールドカップの前哨戦となる国際大会で、ブラジル国内の6つの都市で来月15日から30日までの日程で開かれます。 各都市ではスタジアムの建設が行われていますが、開幕まで1か月余りに迫った今も、6つのスタジアムのうち3つしか完成していません。 このうち、日本と地元ブラジルの開幕戦が行われる首都ブラジリアのスタジアムも完成しておらず、アルゼンチンやポルトガルなど各国から労働者を集めて工事を急いでいます。 このスタジアムでは、観客席の上にある屋根のシートに、強烈な日ざしを遮り自然に汚れも落ちるという、日本メーカーの最新技術が導入されることになっていますが、全体の工事の遅れにより設置に影響が出ています