1月4日、米司法省は、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が排ガス規制を逃れる目的で約60万台の車両に違法な装置を搭載し、大気浄化法(CAA)に違反したとして、同社を相手取り民事訴訟を起こした。写真は同社のロゴ。2015年9月撮影(2016年 ロイター/Mike Blake) [ワシントン 4日 ロイター] - 米司法省は4日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が排ガス規制を逃れる目的で約60万台の車両に違法な装置を搭載し、大気浄化法(CAA)に違反したとして、同社を相手取り民事訴訟を起こした。 VW傘下のアウディとポルシェも提訴の対象となっている。 司法省高官によると、VWは数十億ドルの罰金支払いが求められる可能性がある。 米環境保護局(EPA)の代理としてVWを提訴した司法省は、排ガス制御システムの不正操作や違反の報告を怠ったことなど、同社に4件のCAA違反があったとしている。
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