航空自衛隊は28日、米空軍のB52戦略爆撃機と東シナ海や日本海で27日に共同訓練を実施したと発表し、空自から戦闘機16機が参加したことを明らかにした。中国が尖閣諸島(沖縄県)の領有権を主張する中、東シナ海でのB52との訓練を空自が公表したのは初めて。日中関係は改善に向けた機運が高まっているが、安全保障に関しては日米の結束を示す狙いがあるとみられる。 空自によると、那覇(沖縄県)、築城(ついき)(福岡県)、小松(石川県)、千歳(北海道)の4基地から4機ずつが飛び立ち、東シナ海と日本海で、B521機と編隊飛行などを訓練した。B52との訓練に空自の戦闘機16機が参加するのはかなり規模が大きく、空自は訓練目的について、「日米共同対処能力と、部隊の戦術技量の向上」としている。
![空自の16機、B52と編隊飛行…日米共同訓練 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/67178e5f293cb235a2684bcb05392750eac2ee1e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fphoto%2F20180928%2F20180928-OYT1I50021-L.jpg)