JR東日本が来年3月のダイヤ改正で新設する中央線の新宿(東京)と富士急行の河口湖(山梨県)を結ぶ特急列車の名称が「富士回遊」になることが13日、分かった。世界文化遺産の富士山や、山麓の河口湖を周遊する旅行者向けの列車であることを前面に打ち出す。 ダイヤ改正日が来年3月16日になることも判明した。富士回遊の新設はJR東が今月14日発表するダイヤ改正の目玉となる。 JR東の新型車両E353系で毎日運行し、1日に2往復する。主に新宿と甲府を結ぶ特急「かいじ」に連結させ、新宿発の列車は大月(山梨県)で一部を切り離し、富士急行線内を走る。