イタリアサッカー連盟は24日、2010-11シーズンの八百長スキャンダルの裁判で、ラツィオに勝ち点6の減点が求刑されたことを明らかにした。ラツィオMFステファノ・マウリには4年半の出場停止が求刑されている。 2010-11シーズンのラツィオ対ジェノア、レッチェ対ラツィオの2試合に関するスポーツ裁判の第1審で、ステファノ・パラッツィ検察官は厳罰処分を求めた。ラツィオには勝ち点6、ジェノアとレッチェにはそれぞれ勝ち点3の減点が求刑されている。なお、ラツィオには2万ユーロの罰金も求刑された。 一方、ラツィオのキャプテンでもあるマウリには4年半の出場停止が求刑された。処分が確定すれば、33歳のマウリは、事実上の引退に追い込まれることになる。なお、元ジェノアのオマル・ミラネットには3年半の出場停止が求刑され、そのほかの選手たちにも2年や1年の処分が求刑されている。 規律委員会は今月中に判決を出すと見