米主導の有志連合軍が駐留する、イラク西部アサド軍事基地(2021年7月8日撮影、資料写真)。(c)Ayman HENNA / AFP 【1月24日 AFP】 ロイド・オースティン(Lloyd Austin)米国防長官は、米軍が24日朝、イラク国内の親イラン武装勢力に対し空爆を行ったと明らかにした。イラク当局によると、この攻撃により2人が死亡したという。 数日前には、イラク西部に駐屯している米軍部隊が、弾道ミサイルやロケット弾を用いた攻撃を受けていた。これについて米国防総省は、イランが支援する武装勢力の犯行だと非難した。 イラク側の情報筋によると、米軍が攻撃したのは、首都バグダッド南方のジュルフアルサクル(Jurf al-Sakhr)とシリア国境に面したアルカイム(Al-Qaim)にある、親イラン民兵組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ、Hezbollah Brigades)」の施設。 イラ