結成2年目のフィロシーク青森が、ロコ・ソラーレを破る金星を挙げ、1次リーグ6勝2敗の3位で決勝トーナメント進出を決めた。好ショットを連発したフォースの田中美咲(26)は、「気張らずいつも通りできた。最近調子が上がっていたので、調子を崩さずにいこうと思っていた」と振り返った。 序盤から勢いに乗り、4-1とリードして前半を折り返した。第6エンド(E)もスチールで加点。その後、2点を返された直後に再び2点を突き放すなどし、第9Eを終えた時点でロコ・ソラーレが負けを認めた。 21年6月、メンバー6人で結成。もともとは3人ずつで、残り1人のメンバーを探していた2つのチームが合体した。チームができてちょうど1年で臨んだ昨年度の日本選手権でも、1次リーグでロコ・ソラーレと対戦。5-7で惜敗したが、熱戦を繰り広げていた。この日は前年につかみ損ねた金星を手にし、さらにはプレーオフ進出をたぐり寄せた。 青森出