マグニチュード7・3を観測した熊本県などの一連の地震で、気象庁は19日、震度1以上の地震回数が4月14日夜以降で1500回に達したと発表した。今月10日以降は、1日の発生回数が14日を除き10~18回で推移している。17日と18日にも熊本地方で震度3をそれぞれ1回ずつ観測した。 気象庁によると、余震が多かった2004年の新潟県中越地震でも、1千回を超えるまでに約1年かかったという。熊本地震では、約2週間だった。同庁の地震津波監視課は「ペースとしては早い状況だ」と説明する。今後1カ月は、「熊本と阿蘇で最大震度6弱、大分で5強程度の余震が起こる可能性がある」と注意を呼びかけている。 19日午前11時現在で、最大震度別の地震の回数は、震度7が2回▽震度6強が2回▽震度6弱が3回▽震度5強が4回▽震度5弱が7回▽震度4が88回▽震度3が255回▽震度2が545回▽震度1が594回。
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