ロシア五輪委員会(ROC)の本部(2023年3月29日撮影)。(c)NATALIA KOLESNIKOVA / AFP 【11月7日 AFP】ロシア五輪委員会(ROC)は6日、国際オリンピック委員会(IOC)からの資格停止処分を不服とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した。CASが明らかにした。 ROCは10月、ロシアが2022年の侵攻開始以降に違法に併合したウクライナ4地域のスポーツ組織を一方的に編入。これを受けてIOCは、この地域を管轄するウクライナの国内オリンピック委員会(NOC)の領域保全を侵害したと判断し、ROCに資格停止処分を科していた。 CASによると、ROCは「異議のある判断の取り消しと、五輪憲章で与えられた全ての権利や特権を受けられるよう、IOCが承認するNOCとしての復帰を求めている」と提訴したという。また、仲裁委員会の設置より先に双方が書面の提出を交わし、仲裁手続
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