国際サッカー連盟(FIFA)は19日、2014年W杯ブラジル大会のアジア3次予選で日本と同じC組のシリアの失格処分が決まったと発表。C組にはタジキスタンが入った。FIFAランキングではシリアが104位で、タジキスタンは142位。日本は1月のアジア・カップでシリアに勝ったが2-1と苦しめられていた。移動や体調面では多少は楽になったといえる。日本協会の原強化担当技術委員長が「大事になる」と話していた11月のアウェー2連戦は本来、シリアに行ってから北朝鮮に回り、移動距離は長い。この距離が縮まり、時差もシリアの7時間に対しタジキスタンは4時間と体調も整えやすい。もともとシリアは政情不安で、同国内での開催は危ぶまれていた。日本協会関係者が「タジキスタンになればチャーター機を使う場合の移動のこともきっちり決められる」と話していた。(共同)