テキサス州ヒューストンで記者会見する同市のシルベスター・ターナー市長(中央、2021年2月17日撮影)。(c)Thomas Shea / AFP 【2月22日 AFP】異例の寒波に見舞われた米南部テキサス州で、一部州民の電気料金が衝撃的な水準に跳ね上がっている。同州ヒューストン(Houston)市長は、この法外な料金は州が負担すべきだと主張し、他の地域から独立している同州の送電網が異常気象に弱いことは以前から分かっていたはずだと批判した。 米国では先週、北極圏からの寒気が流れ込んだことにより気温が記録的な水準まで低下して南部・中部の広い範囲で都市機能がまひし、70人以上が死亡。数百万人が一時的な停電と断水に見舞われ、21日も依然として安全な飲料水が入手できない市民が数百万人に及んだ。 全米の停電状況を伝えるウェブサイト「PowerOutage.us」によると、21日時点で約2万8000世帯
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