トルコ・イスタンブール沿岸に到着したウクライナ産穀物の輸出再開第1便となる貨物船「ラゾニ」(2022年8月2日撮影)。(c)OZAN KOSE / AFP 【8月3日 AFP】ウクライナからの穀物輸出再開の第1便となる貨物船が2日、トルコ・イスタンブール沿岸に到着した。 輸出は、ロシアによる黒海(Black Sea)封鎖の解除を定めた国連(UN)仲介の合意に基づき再開された。 貨物船「ラゾニ(Razoni)」はトウモロコシ2万6000トンを積んでレバノンのトリポリ(Tripoli)へ向かっている。ロシアとウクライナの当局者を含むチームが3日、イスタンブール沖で積み荷の検査を行う。 ウクライナ政府によると、さらに16隻以上の穀物貨物船が出港を待っている。 同政府は、ロシアが占領地域で穀物を盗み、シリアをはじめとする中東・アフリカの同盟国へ輸送していると非難もしている。(c)AFP/Dmytr