イラン合意「非核化達成できず」=北朝鮮のテロ支援国再指定検討-米長官 19日、ワシントンの米国務省で記者会見するティラーソン長官(AFP=時事) 【ワシントン時事】ティラーソン米国務長官は19日、国務省で記者会見し、欧米など主要6カ国とイランの2015年の核合意について、「イランの非核化を達成することはできない」と批判し、包括的な見直し作業を行っていると表明した。また、対北朝鮮政策に関しても、テロ支援国家再指定を含む「すべての選択肢を検討している」と明言した。 ティラーソン氏は、イランがシリアのアサド政権やパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスなどを支援し続け、国内では人権弾圧を行っていると非難。核合意はこうした核開発以外のイランの脅威に対処していないとの認識を示した。その上で、「イランを放置すれば、(核開発を続ける)北朝鮮と同じ道をたどる可能性がある」と指摘した。 また、北朝鮮につい