ロシア国営銀行ズベルバンクのチェコ・プラハ支店で、預金引き出しと口座解約のため並ぶ人(2022年2月25日撮影)。(c)Michal Cizek / AFP 【2月28日 AFP】欧州中央銀行(ECB)は28日、ロシアの最大手銀行、国営ズベルバンク(Sberbank)の欧州子会社ズベルバンク・ヨーロッパ(Sberbank Europe AG)が破綻の危機に直面しているとの見解を示した。ズベルバンクは、ロシアのウクライナ侵攻に伴い米国の制裁対象となっている。 ECBは、ズベルバンク・ヨーロッパのオーストリア本店と、クロアチア、スロベニア両国の支店について「地政学的緊張に伴う風評被害のため多額の預金が流出している」と指摘。「流動性の低下により破綻状態にあるか、もしくは破綻する公算が大きい」と認定した。 満期を迎える債務の返済ができなくなる可能性があるとしている。 米国は24日、ロシアのウクライ
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