ボスポラス海峡を通過するウクライナ産穀物を積んだ貨物船(2022年8月7日撮影、資料写真)。(c)Yasin AKGUL / AFP 【10月25日 AFP】ウクライナ政府は24日、穀物の積み込みのため同国の港に向かっているトルコ発の貨物船165隻超について、ロシアが入港を故意に遅らせていると非難した。 ウクライナ外務省によると、ロシア側の検査官が貨物船の検査を大幅に長引かせている。その結果、「165隻超の船舶がボスポラス海峡(Bosphorus Strait)付近で待機を余儀なくされており、その数は日を追うごとに増えている」という。 同省は、検査の遅れのためすでに300万トンの穀物が滞留しており、約1000万人分の食糧安全保障が脅かされていると警告した。 ウクライナ産穀物の輸出再開をめぐっては、世界的な食糧危機への懸念緩和に向けてトルコと国連(UN)の仲介によってロシアと合意。船舶の検査
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