J2昇格を目指す日本フットボールリーグ(JFL)のV・ファーレン長崎の宮田伴之社長が6日、雲仙市千々石総合支所を訪れ、奥村慎太郎市長に開幕戦(3月11日・島原市営陸上競技場)の観客動員やシーズンパス購入などについて協力を要請した。 J2昇格の懸案の一つが観客動員数で、開幕戦には5千人が目標。宮田社長は「3月11日は東日本大震災から1年を迎える日。雲仙・普賢岳噴火災害から復興した島原半島から元気、勇気を発信したい」とし、「開幕戦では島原半島3市にそれぞれ千人ずつの動員をお願いしたい」と要請した。 奥村市長は「今シーズンは国見高校出身の松橋章太選手も加入し、楽しみ。自分も観戦に行きたい」とし、「数字を達成するには具体的な戦略が必要。各団体などお願いに行くところがあれば自分も協力したい」と応えた。
V長崎スタジアム問題/長崎市がJ基準断念 13年参戦、暗雲 V長崎のJFL今季開幕戦で使用した長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場。2013年にJリーグに昇格しても、試合開催は不可能となった(4月23日) 2013年のJリーグ参戦を目指しているV・ファーレン長崎。昇格の条件として各種基準を満たすホームスタジアムが必要だが、長崎市がこのほど、市総合運動公園かきどまり陸上競技場の整備予算縮小を公表した。これでJリーグ開催は事実上不可能となり、諫早市で建設中の県立総合運動公園新陸上競技場の早期供用開始に望みを託すしかない状況になった。現状をリポートする。(村田傑人) ■震災で予算減 8月19日。V長崎の宮田伴之社長と田上富久長崎市長らが上京し、Jリーグ事務局を訪れた。市側はかきどまりをJリーグの基準を満たす競技場に改修しない方針を伝えた。 さらに、仮に県立総合運動公園新陸上競技場の供用
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