J1昇格を決めた徳島。大宮戦で先制点を決めたFW垣田裕暉(右)を笑顔で迎え入れたリカルド・ロドリゲス監督(写真・日刊スポーツ/アフロ) 勝ち点わずか5ポイント差内に3チームがひしめき合い、新型コロナウイルス禍の影響で上位2チームのみとなったJ1昇格枠を争っていた大混戦が、20日の最終節を残して決着を見た。 19時キックオフで11試合がいっせいに行われた16日の明治安田生命J2リーグ第41節で、首位の徳島ヴォルティス、勝ち点3ポイント差で2位のアビスパ福岡がともに勝利。同2ポイント差で3位のV・ファーレン長崎が引き分けたため、徳島と福岡の2位以内とJ1昇格がそれぞれ決まった。 勝てば無条件で7年ぶりのJ1昇格が決まる状況から水戸ホーリーホックに0-1で敗れ、ジェフユナイテッド千葉とは0-0で引き分けて足踏みを強いられていた徳島は、前半21分にFW垣田裕暉があげた先制点を守り切って大宮アルディ