3月29日、アラブ連盟首脳会議は、イエメンなど危機に直面している国に軍事介入するための「合同軍創設に向けた協調や取り組み」を推進するとした共同声明を公表して閉幕した。写真はエジプトのシュクリ外相。シャルムエルシェイクで撮影(2015年 ロイター/Amr Abdallah Dalsh) [シャルムエルシェイク(エジプト) 29日 ロイター] - アラブ連盟首脳会議は、イエメンなど危機に直面している国に軍事介入するための「合同軍創設に向けた協調や取り組み」を推進するとした共同声明を公表して閉幕した。合同軍の組織編成には数カ月かかる見通し。同様の構想が過去にも浮上したことはあるが、実現には至っていない。 エジプトのシュクリ外相は会議の会場となった同国シャルムエルシェイクで記者会見し、参加は任意だとしたうえで、見解に相違が生じた場合は柔軟に対応する方針を示した。少なくとも2カ国が合同軍への参加を表