和歌山市屋形町交差点にある和菓子店「粉吉 ふく福団子」(和歌山市岡山丁、TEL 073-425-5168)が満月の9月8日、「元祖 皆既月食饅頭」の販売を始めた。 まんじゅうを開発するみさと天文台研究員の山内さん(右)と粉吉社長たち 皆既月食は、太陽と地球と月が一直線に並び、月面に地球の影ができる天文現象で、今年は10月8日に全国的に見ることができる。みさと天文台(紀美野町松ケ峯、TEL 073-498-0305)で開催される観測イベントに合わせて企画した同商品は、天文台を応援するボランティア団体「みさと天文台友の会」が「粉吉 ふく福団子」と共同開発した。 まんじゅうの中には白あんと褐色のあんで作った「月」が入っている。「月」の大きさは17ミリで、実際の月の2億分の1スケール。縦に包丁を入れると断面に皆既月食の一場面が浮かび上がる趣向が凝らされ、切り方によって「部分食」「皆既食」などいろい
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