フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡を用いた観測によって、宇宙線陽子が超新星残骸で生成することの決定的な証拠が見つかりました。この発見は、米国科学誌「サイエンス」2月15日発行号に掲載されました。 宇宙から地球にやってくる宇宙線(一次宇宙線)の大部分(90%)は陽子で、9%がヘリウムをはじめとする原子核(以下、陽子と原子核の成分を合わせて陽子成分と呼びます。)、そして、1%が電子です。一次宇宙線の大部分は、銀河系内の超新星の爆発に由来するのではないかと考えられてきましたが、観測的な裏付けはありませんでした。最近の観測によって、宇宙線の電子成分の源が超新星残骸であるということがようやく突き止められました。地球に降り注ぐ宇宙線の大部分を占める陽子成分についても、超新星残骸で生成されているという示唆はありましたが、決定的な証拠は得られていませんでした。 この問題の解決には、高エネルギーガンマ線の観測が重
橋本麻里 @hashimoto_tokyo 【科学】共同:8世紀、宇宙環境が大変動 超新星か太陽爆発か…原因は謎 http://t.co/r0cOvqK8 「775年に地球外から飛来した宇宙線が前年比で過去3千年間では最大級の増加率で急増し、原因が特定できないことを名古屋大の増田公明准教授らが明らかに」 2012-06-04 02:10:49 しかのつかさ @sikano_tu 西暦775年に宇宙から強放射線が降り注いだとな。 http://t.co/7hyD28Ez 炭素同位体比を変えるのは高エネルギーなので普通は銀河放射線を疑うけど、先日可能性が指摘されたスーパーフレアならありかな。スーパーフレアなら赤気(低緯度オーロラ)の記録とかありそうだけど。 2012-06-04 06:48:57
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く