東京電力福島第1原発事故の風評被害を装った賠償金の不正請求事件で、警視庁組織犯罪対策3課は23日、詐欺容疑で、東電の40代男性社員を書類送検した。 同課は、東電社員がNPO法人「東日本大震災原子力災害等被災者支援協会」元幹部、進藤一聡被告(44)=詐欺罪で公判中=に賠償金請求の書類作成などを指南する見返りに、400万~500万円の報酬を得ていたとみている。 東電社員は同課の任意の聴取に「詐欺(に悪用される)とは知らなかった」とした上で、報酬として賠償金の数%を得ていたことは認めている。 送検容疑は福島県内の企業の請求を代行し、現金をだまし取ったとしている。
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