[ニューデリー 18日 ロイター] - インドは原油安の環境を生かして、国内初の戦略石油備蓄(SPR)向けに、イラク産原油800万バレルを輸入する方向だ。供給過剰が原油相場の重しとなる中、今回の動きは一定程度下支えするとみられる。 石油省は17日、インド石油公社(IOC)とヒンドゥスタン・ペトロリアムに対し、5━6月にインドに到着するバスラ原油計800万バレルを確保するよう指示した。事情に詳しい関係筋2人が明らかにした。 同筋の1人によると、月内に入札発行を行い、内閣が来週の会合で承認する計画だ。 バスラ原油は、インド東海岸の精製施設に適しているとされる。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
![インド初の戦略石油備蓄、イラク産輸入へ=関係筋](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cd2e6939eeb7313a6aad2136e10d8796047f41b3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Fpf%2Fresources%2Fimages%2Freuters%2Freuters-default.webp%3Fd%3D168)