東京五輪、体操女子予選に臨んだシモーネ・バイルス(2021年7月25日撮影)。(c)Loic VENANCE / AFP 【7月29日 AFP】東京五輪では28日、体操女子のスター選手であるシモーネ・バイルス(Simone Biles、米国)が精神衛生を理由として団体総合に続き個人総合の決勝も棄権したことで、新型コロナウイルス対策の厳しい規則の下で開催されている今大会での選手の精神状態に注目が集まった。 27日に団体総合決勝を途中棄権して波紋を呼んでいたバイルスは、続けて個人総合決勝も棄権。これにより、残る種目への参加も疑問視されている。 今大会では、同じく注目選手の大坂なおみ(Naomi Osaka)がメンタルヘルスを理由とした休養から復帰してテニス女子シングルスに出場したものの、3回戦で敗退する結果に終わっていた。 バイルスは2013年から個人総合で無敗を誇り、史上最高の選手と広く評さ