米軍普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市の佐喜真淳市長は8日、菅義偉官房長官と首相官邸で面会し、ホテルを備えた「ディズニーリゾート」の同市への誘致について政府の協力を求めた。菅氏は「ディズニーリゾートの誘致実現は非常に夢のある話。政府として全力で取り組んでいくことをお誓いしたい」と述べた。 佐喜真氏や政府高官によると、東京ディズニーランドなどを運営するオリエンタルランドも前向きで、現地で市場調査をし、ホテル型リゾート施設を検討する方向だという。佐喜真氏は記者団に「ディズニーは夢や平和の象徴だ。基地問題だけではなく、明るいニュースになる」と語った。 オリエンタルランドによると、今月2日、島尻安伊子沖縄・北方担当相と佐喜真氏が同社の会長と社長に対し、直接、実現を求めたという。同社は「検討中だ」(広報)としている。 宜野湾市では1月24日に市長選があり、自民県連が推薦する佐喜真氏と翁長雄志知事が支援